第10回   血液検査B                   2005.8


   ドロドロ血液は寿命を縮める!!

  血液はサラサラなら体のすみずみまでスムーズに流れますが、ドロドロ
 と粘っていると流れにくくなります。血液はうまく循環しなくなると、体
 のあちこちで異常を生じてしまいます。その代表が生活習慣病と言われる
 
動脈硬化などです。血液には重要な役割があり、どこかに異常が生じたら
 大変なことになる恐れがあります



   ドロドロ血の犯人は、「脂肪」

   サラサラ血液をドロドロにしてしまう主な正体は、「脂質」です。血漿
 に含まれる脂質が、普通より多くなり過ぎる病気を「高脂血症」と呼んで
 いますが、なぜドロドロ血がいけないと言われているのでしょうか。いち
 ばん恐れられているのは
「動脈硬化」に進行してしまうことです。血液中
 のコレステロールや中性脂肪が血管の内壁に蓄積し、内壁がドロドロとし
 た粥状に腫れ、血液の流れを悪くしたり、血栓ができて血液の流れを止め
 てしまう病気です。動脈硬化はさらに、致命的な病気を引き起こす可能性
 があります。



 脳の動脈に動脈硬化が起こると脳梗塞(のうこうそく)を起こす可能性が
 あります。重症になると脳の一部が死んでしまい、意識障害や言語障害な
 どの後遺症を残したり、場合によっては死亡することもあります。


 心臓の冠状動脈(かんじょうどうみゃく)に動脈硬化が起こり、血液がス
 ムーズに流れなくなったり、一時的に流れが止まるのが狭心症です。さら
 に、冠状動脈が完全に詰まってしまった状態が心筋梗塞で、死亡する恐れ
 が高くなります。


 腎臓の血管に動脈硬化が起きると、腎臓の機能が低下します。腎臓は、
 血液の老廃物をろ過するはたらきがあり、機能が低下すると尿毒症を引き
 起こしてしまいます。



   血液をサラサラにする食品

 大豆製品青魚お茶野菜などビタミン・抗酸化物質を含むもの。
 特にサラサラ効果の即効性が注目されているものとして、黒酢梅肉エキス
 黒豆があります。