第148回   大豆                       2017.2

     

   
    節分には「鬼は外、福は内」と叫びながら、炒った大豆をまく行事と
   してよく知られています。大豆には呪力があるとされ、災難や疫病をも
   たらす悪い鬼の目を打つ「魔目(まめ)」や鬼を滅する「魔滅(まめつ)」と
   いう言葉にも通じると言われています。さらに、この豆は「福豆」と言
   い、節分の夜に自分の歳より一つ多く食べると身体が丈夫になるといわ
   れています。


    栄養満点!大豆の栄養

    大豆のたんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なもの
   です。血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの効果がある
   といわれています。また、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシ
   ウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など
   様々な栄養素が含まれます。その他にも・・・

    大豆レシチン…総コレステロールを低下させる作用があります。
    オリゴ糖…ビフィズス菌を増殖させ、腸の機能を整える作用があります。
    大豆サポニン…抗酸化作用、またコレステロールなど血中脂質の低下
    が期待できます。また、がん予防としても注目されています。
    イソフラボン…骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善する効果が
    あるといわれています。


    余った節分の豆を上手に活用しましょう!

    豆まき用に購入した豆が余っていませんか?余った豆は料理に活用する
   ことができます。

   ◇福茶豆にして飲む
   残った豆を軽く炒ってから、茶碗の中に少量入れ、ほうじ茶を注ぐと香ば
   しい福茶豆ができます。

   ◇きなこにして活用
   ミキサーにかけて粉末にすると、きな粉ができます。牛乳やヨーグルトに
   入れたり、きな粉もちなどにして食べましょう。
   
   ◇ひじき煮、カレーに入れる、ミネストローネなどスープ系の具に活用
   水分を含み、加熱されて柔らかくなるので食べやすくなります。

   ◇サラダのトッピングに活用
   硬い豆のままビニール袋に入れ、綿棒などでたたき砕いたものを、食感の
   アクセントとしてサラダにふりかけます。

   大豆のシンプルな味は様々な料理に馴染みやすく、どんな料理にも活用で
   きます。小さな粒にはたくさんの栄養素が詰まっており、大豆の魅力は尽
   きません。大豆の栄養パワーをもっと取り入れて、私たちの「食」と「健
   康」をより豊かなものにしていきましょう。