第150回  アレルギー性結膜炎            2017.4 


   アレルギー性結膜炎とは、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー
  反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。結膜と
  は、まぶたの裏面と眼球の白目の部分を角膜辺縁までおおっている薄い膜で
  す。日本人のおよそ15〜20%がかかっていると推定されており、近年その
  患者数はさらに増加傾向増にあると考えられています。


   アレルギー性結膜炎の症状

  ・目のかゆみや異物感、目の充血・涙が出る
  ・目やにが出る
  ・まぶたの裏にぶつぶつができる


   アレルギー性結膜炎の原因

  主なアレルゲンには次のようなものがあります。
  スギ花粉  (時期:1〜5月)   ヒノキ花粉(時期:3〜5月)
  カモガヤ花粉(時期:5〜7月)   ブタクサ花粉(時期:8〜10月)
  動物の毛 (1年中)   コンタクトレンズの汚れ(1年中)
  ハウスダスト(チリ、ホコリ、ダニ、カビなど)(1年中)


   対策
  
 【花粉対策】
  外出時はメガネ、マスク、帽子等を着用する
  帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落とし室内に花粉を持ち込まない
  帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛ける
  洗濯物は花粉を払い落としてから取り込む

 【ハウスダスト対策】
  掃除機でこまめに掃除をする
  ホコリが溜まりやすい場所は、濡れ雑巾などで拭く
  布団は天日干しをし、取り込み時は花粉等を払い落とす

   眼科で行われるアレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法となります。
  毎年花粉症がひどい場合は、症状があらわれる前に眼科を受診することをお
  勧めします。また、使用中は勝手に中断することなく、眼科医の指示に従っ
  て使うことが大切です。