

五月病とは・・・
五月病という言葉は、実は医学用語ではありません。元来、大学入
学後の学生が、5月連休あとくらいからうつ的気分にみまわれ、無気
力な状態になる事からついた病名です。5月に限らず、また学生だけ
ではなく、大卒者にも、一般人にも見られる病態です。新しい環境の
変化についていけず、知らず知らずのうちに自分の殻の中に閉じこも
ってしまう「心のスランプ」です。
五月病の症状
身体的症状・・・めまい・頭痛・疲れやすい・朝起きにくい・動悸・肩こり
精神的症状・・・イライラ感・無気力・思考力の低下・判断力の低下・食欲
低下・睡眠障害
対策
ストレスを溜めないように気をつけましょう。
スポーツや音楽を聴く、読書をするなど、自分に合ったストレスの解消
法を見つけましょう。また、恋人や友達、職場の同僚や家族を捕まえて
とにかく話しましょう。話せば気持ちも楽になります。笑うこともスト
レス解消になります。笑いには免疫力をアップする効果もあります。
そして、新たな目標や関心を見つけることも大切です。
新しいものにチャレンジすることで、生活の中に刺激を与え、生活の活
性化を心がけましょう。
ストレスが溜まるのを防ぐ食事
イライラの原因としてカルシウム不足があげられます。
カルシウムを多く含む食品には、魚類やチーズなどがありますが、これ
らを毎日たくさん食べるのは大変です。そこで、容易にたくさんカルシ
ウムを摂取できるのが牛乳です。牛乳はコップ1杯で1日に必要なカル
シウムの約3分の1が含まれているのです。また、イライラで過敏にな
った神経をリラックスさせる食べ物に玉ねぎ・ニラ・しそ・レタス・ご
まなどがあります。これらを積極的に食べるよう心がけましょう。
|