第23回  不眠症                          2006.9


  不眠症とは、「寝つきが悪い」「眠っても何度も目がさめる」「熟睡でき
  ない」といった症状がたび重なり、慢性化している状態をいいます。


  不眠症の種類


  
入眠障害 ・・・ 眠ろうとしてもなかなか眠れないという、いわゆる「寝
  つきが悪い」という症状。寝付くまでに30分以上かかる日が何日も続くと、
  眠らなくてはという意識が強くなり、一層眠れなくなってしまいます。心
  配事や精神的ストレスなどで、起こりやすくなります。

  
中途覚醒 ・・・ 夜中に何度も目が覚めてしまう症状。高齢者に多いが、
  慢性的な運動不足の若い世代にも見られます。

  
熟眠障害 ・・・ 一定の睡眠時間は確保できているものの、熟睡できた感
  覚がなく、心身の疲労も回復できない症状。

  
早朝覚醒 ・・・ 朝早くから目が覚めてしまい、それ以降眠れなくなると
  いった症状。高齢者に多く見られますが、若い世代ではうつ病の初期症状
  と考えられる場合もあります。

  不眠症の対策


  不眠症はとても辛いものです。睡眠導入剤など、つい薬に手を伸ばしてし
  まう方も多いでしょう。しかし、軽度のものであれば、心と身体をリラッ
  クスする環境を整えることで、改善できるのです。


   毎日2030分の日光浴を行い、軽い運動をしましょう。適度な疲労を
  睡眠で回復するというローテーションが大切です。

   仕事や家庭における悩みなど、できるだけ解消しておきましょう。そし
  て、精神を安定させるために、カルシウムをたくさん摂りましょう。

   寝る前にコーヒーや濃いお茶を飲むのはさけ、ホットミルクなどで身体
  を温めましょう。ぬるめのお湯で、ゆったりと入浴しましょう。