第26回  ノロウイルス              2006.12


  1年を通じて発生が見られるノロウイルス感染症。この時期に感染症胃腸
  炎が集団発生する傾向があり、その中でも、1月〜2月に発生のピークを
  迎えます。ノロウイルスは感染して1日から2日で発病します。症状は吐
  き気・嘔吐・下痢・腹痛・微熱などです。しかし、感染しても発症しない
  場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。症状は2,3日で治まり
  ますが、発熱や脱水症状が強い場合は、入院して治療することがあります。

  

  快眠術で夏バテ防止

   汚染された2枚貝(かき・しじみ・はまぐり等)を生あるいは十分に加
    熱調理せずに、摂取した場合。


   感染した食品取扱者が手指を介して食品を汚染し、それを摂取した場合

  
汚染された水を飲用した場合

   感染患者の糞便や嘔吐物に排出されたウイルスからの2次感染


  ※ ウイルスは症状が消失した後も患者の便中に1週間程度排出されるので、
    2次感染の注意が必要です。


  ノロウイルスの予防


   最も基本的なことは、手洗い・うがいです。特にトイレの後や吐物を処
    理した後などは、石鹸を使用ししっかりと流水で洗い流す。


   ウイルスに汚染されている可能性のある食品でも、食品中心温度85℃
    以上で1分間以上加熱をすれば、ウイルスは死滅すると言われています。


   室内を乾燥させると、ウイルスは空気中を飛び、経口感染する恐れがあ
    ります。十分な加湿が必要です。


   体力の弱い方は感染しやすいので、体力が消耗しないように水分と栄養
    の補給を十分に行いましょう