第28回 メタボリックシンドローム    2007.2


  メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満によって生活習慣病(高
  血圧・高脂血症・糖尿病・肥満など)になりやすい状態にあることを言い
  ます。肥満に高血圧、高脂血症、糖尿病などが重なると、それぞれの程度
  は軽くても一気に動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中などになる危険性
  が高まります。


  【メタボリックシンドロームの診断基準】

   おへその位置での腹囲が男性85センチ以上/女性90センチ以上

                        
   次の@〜Bのうち2つ以上に該当(1つの場合は予備軍)
    @最高血圧130mmHg、最低血圧85mmHg以上
    A中性脂肪150mg/dL以上またはHDL(善玉)コレステロール値
     40mg/dL
未満
    B空腹時の血糖値が110mg/dL以上

  メタボリックシンドロームをまねく原因は、主に食習慣と生活習慣にあり
  ます。内臓脂肪は溜まりやすい反面、燃焼もしやすいので生活習慣を改善
  すれば、比較的簡単に減らすことができ、メタボリックシンドロームの予
  防改善につながります。

  
【メタボリックシンドローム予防法】

  ・ 適正な体重を保つ [ 適正体重=身長(m)×身長(m)×22 ]
  ・ 野菜・乳製品・豆類などを取り入れたバランスの良い食事をとる
  ・ 規則正しく13回食事をとる
  ・ 脂肪の摂り過ぎや、塩辛い味付けのものはさける
  ・ ジュースやお菓子など、糖分の多い食品を食べ過ぎない
  ・ ジョギングやウォーキングなど自分にできる運動を見つけて毎日続ける
  ・ 睡眠・休養はしっかり取る
  ・ お酒の量を控え、週に2日は休肝日をもうける

  メタボリックシンドロームは自覚症状がなく、毎日の生活習慣から少しず
  つ症状が進んでいきます。自分だけは大丈夫などと思わずに、年に1度は
  健康診断を受けて異常値に近づいていないかチェックしましょう。