第49回  爪のトラブル            2008.11

  
   爪の病気

  爪白癬(つめはくせん)
  爪の水虫のことで、爪のトラブルで最も多いのがこの爪白癬です。健康な
  爪はピンク色をしていますが、この病気になると白く濁ってもろくなり、
  爪がボロボロになってしまいます。爪白癬は白癬菌というカビの一種です。
  かゆみが無いことから、気付かないまま進行している場合もあり、身近な
  人にうつしやすい感染症です。


  爪囲炎(そういえん)
  爪の周りの組織がバクテリアによって感染して起こる症状を「爪囲炎」と
  言います。爪囲炎は特に、爪の根元や爪甲の周囲全体、指先に起こり、発
  赤、腫れる、といった症状が主です。特に多いのがひょうそで、小さな傷
  などから化膿菌が入り、そこが赤くはれてズキズキと強い痛みを伴います。
  いずれの病気も内服薬と外用薬で治療をすれば完治しますので、早めに皮
  膚科へ受診されることをおすすめします。



   爪の異常

  縦スジ  ・・・縦に刻まれたスジは老化現象です。大人の爪は縦にスジが
         入るのは普通のことで、加齢とともにスジが増えます

  横スジ  ・・・ストレスや栄養不足が原因といわれています。無理なダイ
         エットをしたために爪の表面が凸凹になってしまったケー
         スもあります。規則正しい生活、食事に気をつかいましょう。

  スプーン爪・・・スプーンのように爪の先が反り返って中央がへこんだ状態。
         鉄分不足が原因でなることが多いです。


  爪に必要な栄養素はたんぱく質・ビタミン・ミネラルです。爪の主成分
  はケラチンというタンパク質が変化したものです。まずはタンパク質をし
  っかりと摂取し、爪を丈夫にするビタミン類、鉄分や亜鉛などのミネラル
  などは特に不足しないよう気をつけましょう。