薬と健康情報通信

   第53回  高血圧症                           2004.11


  塩分は人間の体に必要不可欠ですが、取り過ぎると高血圧の原因や胃がんに
  なる
危険性が高くなります。食塩の1日摂取量は10g以下がのぞましいと
  言われています。
(高血圧の方は1日6gに控えましょう。)伝統的な日本食
  は理想的な健康食だと言われますが、少々塩分が高めです。また、最近では
  食生活の変化に伴い、外食やファーストフード、インスタント食品による塩
  分のとり過ぎも問題になっています。


  快眠術で夏バテ防止

  塩分を控えるには、塩辛いものを控えるのが手っ取り早いのですが、案外落
  とし穴になっているのが加工食品です。味は濃くなくても、かまぼこなどの
  練り製品やうどん、パンなどは製造過程で意外に多くの塩分が使われていま
  す。
   
    加工食品                
  食パン  6枚切り1枚 0.8g
   茹でうどん  1玉240g 0.7g
  ロースハム  1枚240g 0.6g
  かまぼこ  1切れ10g  0.3g
   塩分1gを含む調味料
 しょうゆ 小さじ1杯
 みそ 小さじ1杯強
 ケチャップ  大さじ2杯
 ウスターソース 小さじ2杯強


  快眠術で夏バテ防止
  
   しょうゆや塩などの調味料は直接料理にかけず、少量を小皿につけて食べる
   塩の変わりに、酢やレモン、カボス、スダチなどの果実の酸味を利用する
   塩辛・佃煮・インスタント食品はほどほどにする
   漬物はなるべく一夜漬けや浅漬けにし、食塩を減らすようにする



     
塩分の排泄にはカリウムを・・・

  ちょっと塩分をとりすぎたかな、と思ったときは、後からカリウムを豊富に
  含んだ食品をとるのがいいでしょう。カリウムには塩分を腎臓から尿に排泄
  させる働きがあり、果実類・海藻類・いも類にたくさん含まれています。
  みそ汁の塩分が気になるときも、ダシをきかせ、野菜やいも類の具をたくさ
  ん入れれば、塩分のとりすぎを抑えられるだけでなく栄養のバランスもぐん
  とアップします。

  健康な体づくりのために、減塩生活をしてみてはいかがでしょうか。
  上手に塩を活用し、楽しい食生活を送るように心掛けましょう。