第22回   肩こり                         2006.8


   今月は、『菖蒲湯』についてご紹介します。
   菖蒲湯とは、5月5日の端午の節句の日に菖蒲の根や葉を入れて沸かす
   お風呂のことです。菖蒲湯は、邪気を払う、香りを楽しむ、身体を温め
   るなどの効果があります。菖蒲湯にゆっくり浸かって、無病息災を祈り
   ながら日頃の疲れやストレスを解消しましょう♪

    端午の節句の縁起物
   
   5月に花を咲かせる菖蒲の長い葉には強い香りがあります。この香りの
   強さが不浄を払い、邪気を遠ざけてくれると言われています。菖蒲は
   「勝負」や「尚武」に通じることや、葉の形が剣に似ていることから、
   子供が丈夫に育つことを願い、端午の節句に菖蒲湯に入ることが習慣に
   なったと言われています。

    鎮痛・血行促進・アロマテラピー効果

   菖蒲湯に入ると、菖蒲の精油成分が皮膚を刺激して、血行を促進する働
   きがある他、鎮痛作用もあり、腰痛や神経痛なども和らげると言われて
   います。香りも良いので、天然のアロマテラピー効果にもなります。

    見た目がそっくり『花菖蒲』にご注意!

   菖蒲と花菖蒲は、葉が長剣状でよく似ているので間違えやすいのですが、
   お風呂に入れる菖蒲はサトイモ科の植物で、花は咲きますが、ガマの穂
   のような地味な花です。花菖蒲はアヤメ科の植物で、紫色のきれいな花
   が咲きますが、湯船に入れても香りや効能を楽しむことはできません。

   快眠術で夏バテ防止

   《菖蒲湯の作り方》
   @ 花屋さんやスーパーで菖蒲を買ってきます。
   A ガーゼや綿の袋に、細かくした葉を入れます。
   B Aの袋を洗面器などに入れ、熱湯を注いで10分程置き、精油を抽出
     します。(※やけどにご注意下さい)
   C 袋と抽出液を浴槽に注ぎ入れれば、菖蒲湯の出来上がりです。

    菖蒲湯に入って、季節の香りや日本の文化を楽しんでみてはいかが
   でしょうか。