第90回  わかめ                      2012.4


 春が旬のわかめは、3月から5月にかけて収穫の時期を迎えます。わかめに
 は、人間が生命を維持していくために必要なミネラル(カルシウム・ヨウ素・
 カリウム・鉄等)や、豊富なビタミン(ビタミンA・ビタミンC・ビタミンB
 群等)が含まれています。最近では「海の野菜」と呼ばれ、注目を集めていま
 す。春ならではの、わかめの風味や食感を味わってみてはいかがでしょうか。



  注目されるヌメリ成分

 
 わかめのヌメリ成分は、水溶性の食物繊維のアルギン酸やフコイダンという
 成分です。アルギン酸はカリウムと協力して体内の余分なナトリウムを排出
 し、血圧を下げる働きがあります。また、腸内にある余分なコレステロール
 を体外に排出させて、高脂血症や動脈硬化を防いでくれます。フコイダンは
 血液をサラサラにする効果があるほか、胃がんの原因とされるピロリ菌を除
 去する働きがあります。



  わかめと相性の良い食べ物


 【わかめ+野菜・きのこ類】
 わかめと野菜を合わせることで食物繊維の量が増え、便秘の解消効果がアッ
 プします。特に、筍と相性がいいので若竹煮や若竹汁がおすすめです。

 【わかめ+みそ汁】
 アルギン酸がみそ汁の塩分を吸着し、そのまま体外に排出するので、減塩効
 果があります。高血圧の抑制に効果的です。

 【わかめ+油】
 ビタミンAは油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、ドレッシングを使った
 サラダや炒め物にするのがおすすめです。



 わかめときのこの炒め物の作り方
 《材料 3〜4人分》

 ■生わかめ 100g ■しめじ 1袋 ■えのき茸 1袋 ■卵 1

 ■オイスターソース 大さじ1と1/2 ■酒 大さじ1 
 ■みりん 大さじ1/2 ■油 適量


 ※わかめは、乾燥や塩蔵のものでも構いません。その場合は、袋の表示どお
 りに戻してからお使い下さい。


 《作り方》

 @しめじとえのき茸は根元を切り落とし、小房に分ける。生わかめは34cm
  に切る。

 Aフライパンに油を熱し、溶き卵を入れて炒り卵にし、一旦とりだしておく。

 Bフライパンに@を入れて中火で炒め、きのこがしんなりとしてきたら、酒・
  みりん・オイスターソースを順に加える。

 CAの卵を戻し入れ、大きく混ぜ合わせたら火を止める。

 D器に盛り付けて出来上がり♪