薬と健康情報通信

   第95回  さつま芋                 2012.9

  

   秋の実りがおいしい季節ですが、その一つであるさつま芋はエネルギー
  源となる糖質をはじめ、食物繊維・ビタミンC・ビタミンB群等、栄養豊
  富な野菜です。今が旬のさつま芋を、おかずやスウィーツ等いろいろな食
  べ方で楽しみましょう!


   腸内環境を整えておなかすっきり

  さつま芋に豊富に含まれる食物繊維は、消化できない不溶性のセルロース
  で、腸を刺激して便秘の予防・改善に役立ちます。また、さつま芋を切っ
  た時に、切り口から白い汁が出ますが、これは「ヤラピン」という成分で、
  便をやわらかくして便通をよくする働きがあります。


   女性にうれしい効果

  さつま芋には、柑橘類並みにビタミンCが多く含まれています。ビタミンC
  にはコラーゲンの生成を促し、しわを予防する働きや、メラニンの生成を
  抑えてしみを予防する働きがあります。また、ビタミンCは本来熱に弱いの
  ですが、さつま芋のビタミンCはでんぷんが包み込んで保護してくれるので
  損失が少なく、効率よく摂ることができます。


   さつま芋の甘みを引き出すには…

  さつま芋は、時間をかけて蒸したり、焼いたりすると、甘みが増しておいし
  くなります。これは、さつま芋に含まれる「アミラーゼ」という酵素によっ
  て、デンプンが甘みのある麦芽糖に変わるためです。電子レンジの調理では、
  加熱時間が短いため、本来の甘さを味わうことはできません。じっくりと時
  間をかけて熱を通す石焼き芋は、甘みが強くおいしくなります。



   さつま芋の塩きんぴらの作り方
  
  《材 料》2人分
  ■さつま芋 中1本    ■ベーコン 3枚     ■塩 少々
  ■酒    大さじ1   ■粗挽き黒コショウ 少々 ■油 少々

  《作り方》
  @ベーコンは5〜7mm程の細切りにする。さつま芋はベーコンの大きさに
  合わせて拍子切りにし、水にさらしてからザルに上げて水気をきっておく。
  
  Aフライパンに油をうすくひき、ベーコンを入れて中火でじっくり炒め、油
  が出てきたら、さつま芋を入れて炒め合わせる。
  
  Bさつま芋に火が通ったら、酒を入れて強火にし、塩を入れて味を整える。
  
  C器に盛り付け、黒コショウをふって、出来上がり♪