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第112回 下肢静脈瘤
(かし じょうみゃくりゅう)   

2014.2
     
 polic
   


足の血管がこぶのように膨らんだ、足がつる、むくむ、疲れやすい…これらは下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)に多い症状です。静脈には、血液の逆流を防ぐための弁がついていて、血液が重力に負けて下へ引かれ逆流しないようにくい止めています。この逆流防止弁は、足の付け根や膝の裏など、太い静脈管の合流部で壊れやすく、これが原因で血液は逆流し、足の下のほうに血液が溜まり、静脈がこぶのように膨らむのです。


症状は?


代表的な症状のひとつに「血管が浮き出る」という事があげられます。横になったり、腰を掛けていると目立たないが、まっすぐ立った状態で血管がこぶのように浮き出てくる。または、血管はあまり目立つことはないが、「むくみが気になる、とにかく足がだるく疲れる」、「時々、痛みを感じる」という場合は、下肢静脈瘤の可能性があります。

他によくみられる症状は・・・
足に熱感があったり、しばしば足がつる(こむらがえり)
足がかゆい、治りにくい湿疹がでたり、皮膚が黒ずんでみえる
足に潰瘍ができている(皮膚が破れて出血がある)
※下肢静脈瘤以外の疾患から起こるものもありますのでご注意ください。


どうしたらいいの?


医療用の弾性ストッキングや弾性包帯は、下肢に適度な圧力を与えることで下肢に余分な血液が溜まることを予防し、下肢の深部にある静脈(深部静脈という下肢静脈の本幹)への逆流を助けます。また、下肢静脈瘤の患者さんは、静脈瘤に血液が溜まりやすく血栓ができやすいので、エコノミークラス症候群になりやすいと言われていますが、弾性ストッキングをはくことで予防することができます。

弾性ストッキングを着用すると、足の血液の循環がよくなるので自覚症状は改善することが多いですが、残念ながら静脈瘤が治ることはありません。下肢静脈瘤は、放置すると徐々に進行して、かゆみ・治りにくい湿疹・色素沈着を経て、皮膚が潰瘍化したり、蜂窩織炎(ほうかしきえん)(ばい菌が入って、足が赤く腫れる)になりやすくなります。ここまで進行すると、手術が必要になることもあります。手術の適応は医師によって異なりますが、気になる症状があれば、血管外科を受診されることをおすすめします。