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第116回 前立腺がん
2014.6


前立腺がんは、前立腺にがんが発生する男性特有の疾患です。比較的進行が遅く、初期には無症状のことが多いおとなしい性質のがんです。症状が出た頃にはかなり進行していて、根治が難しくなります。定期的に検診を受けて早期発見の機会を増やすことが大切です。

原因(リスク要因)は?


■男性ホルモン
前立腺がん細胞は、男性ホルモンを栄養源にして増殖します。

■年齢
前立腺がんは典型的な高齢者がんです。患者さんの90%以上は60歳以上の人で、がんの発見も50歳を超えてからがほとんどです。

■遺伝
アメリカの研究によると、父親あるいは兄弟に前立腺がんの人がいる場合、がんになる危険性が2倍以上という報告があります。

■食生活
脂肪分の多い食事、特に動物性脂肪をたくさん摂っている人ほどなりやすいという研究結果が数多く報告されています。日本人の脂肪摂取量の増加とともに、患者数が増えているのも事実です。


症状は?


初期には前立腺がんに特異的な症状はありません。進行していくと「トイレが近い」「尿が出にくい」など、前立腺肥大症と同じような症状が出現します。さらに進行すると、「排尿時の違和感や痛み」、「血尿」、「精液に血が混じる」といった症状もみられるようになります。がんが大きくなって尿道を塞ぐと、尿意があっても尿が出ない「尿閉」といわれる状態になることもあります。また、リンパ節や骨などに転移すると、腰や下肢に痛みを感じることがあります。


前立腺肥大症との違い


症状は似ていますが、異なる病気です。合併して起こることもありますが、前立腺肥大症から前立腺がんに進行することはなく、この2つは発症部位もメカニズムも異なります。


50歳を超えたらPSA検査を受けましょう!


血液検査(PSA検査)で前立腺がんを見つける簡便な検査方法があります。血液中のPSA値を調べることで、前立腺がんの可能性があるかどうかが分かります。その結果、がんが疑われる場合は、直腸診やエコー、前立腺生検などを行います。

2012年の滋賀県の前立腺がん検診実施率は、全国平均が76.9%なのに対し14.3%と低くワーストワンです。住民検診への取り入れも少なく、2012年度は草津市と甲賀市のみでした。早期発見のために、年に一度は検診を受けるようにしましょう。かかりつけの内科や泌尿器科にご相談ください。