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第118回 うつ病
2014.8


心が疲れたために、気分が憂うつで元気が出ない状態を「うつ状態」と言います。心理的原因だけでなく、身体的病気でもうつ状態になることがあります。ある程度以上のうつ状態が持続して(例えば2週間以上)現れる病気を「うつ病」と呼んでいます。

こんな症状はありませんか?


@毎日の生活に充実感がない

Aこれまで楽しんでやれていたことが、楽しめなくなった

B以前は楽にできていたことが、今ではおっくうに感じられる

C訳もなく疲れたような感じがする

上記の状態のうち2項目以上が2週間以上、ほとんど毎日続いていて、そのため辛い気持ちになったり、毎日の生活に支障が出たりしている場合にはうつ病の可能性があります。この他に、頭痛、腰痛、腹痛といった症状が現れたり、眠れなくなったり食欲がなくなったりすることもあります。


なぜうつ病になるの?


はっきりした原因はまだよくわかっていませんが、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)の減少によって引き起こされるといわれています。また、その人が持っている性格や生活環境、ストレスや体の病気などさまざまな要因が重なって発病すると考えられています。


自分でできるケア


 何事にも完璧を目指すのではなく、気持ちに余裕を持って「八分目ぐらいがちょうどいい」と考えるようにしましょう。そして、体調が悪かったり、気分が沈んだりすることがあれば、心身が休養を求めて信号を発していると考えて、早めに休養をとりましょう。

 日頃から、睡眠がとれているか、趣味をもって楽しみながら生活しているか、新聞やテレビに関心をもてているか、仕事だけの生活でなく、家族や友人との付き合いができているか、といったことを時々チェックしてみましょう。

 ほかの病気と同様に、早期発見と適切な治療を受ければ治る病気です。治療できる医療機関には、「精神科」「心療内科」などがあります。身体的な症状の方が気になる時は、まずかかりつけの医師に相談するのもよいでしょう。