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第17回 もの忘れ        2006.3


記憶には、「短期記憶」と「長期記憶」があります。
「短期記憶」は、普段かけない電話番号を一時的に記憶するといったもので、用が済んだらすぐに忘れてしまいます。しかし、短期的な記憶も繰り返し思い出すことで次第に脳に定着し、長期的な記憶となります。

記憶のメカニズム


記憶の際3つの作業が行われます

@覚える作業
 五感で感じたものを脳に記憶する

A保存する作業
 必要な情報だけを整理する

B思い出す作業
情報に応じて記憶したものを思い出す

もの忘れは記憶力が悪くなっていくわけではなく、思い出す力の衰えが原因です。これは年齢とともに衰えていきます。思い出す回路は筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられ、40代・50代・60代いくつになっても鍛えれば強くなっていきます。

もの忘れはどうして起きるのか?


若いときは知識や経験が少なく脳の情報量が多くないので、必要な情報を見つけやすい状態にあります。しかし、年を取ると知識・経験が豊かになり脳の情報量が多くなります。そのため必要な情報が見つけにくい状態となります。また、情報量が多くなることで思い出すことをあきらめてしまいがちです。それが、もの忘れの原因となってきます。

香りで記憶力アップ


香りが脳に与える影響は大きく、レモンやローズマリーの香りには、記憶の中枢である「海馬(かいば)」の働きを活発化させる効果があります。これらの香りを嗅ぐことで集中力が増し、左脳と右脳の伝達が促進されて記憶力が高まります。


記憶力を増す食べ物


 レシチンは脂質の一種で、大豆や卵、ナッツ類、チーズなどに含まれている栄養素です。このレシチンは、体内で神経伝達物質の「アセチルコリン」に変化し、脳に直接働きかけて記憶力をアップさせるといいます。