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第29回 いびき       2007.3

いびきとは・・・


 いびきは、空気が通る道すじ(上気道)が何らかの原因で寝ているときに極端に狭くなり、呼吸のたびに空気抵抗が起こって、周りの粘膜などを震わせるために起こります。睡眠中は上気道を囲む筋肉が緩むため、誰でもいびきをかきやすい状態にありますが、健康な人のいびきの音は小さく、周りに迷惑をかけることはありません


いびきがもたらす酸素不足


 いびきをかいている状態では呼吸に無理があるため、体内に取り込まれる酸素が不足します。血液や脳、肺などが酸素不足になると糖尿病、高血圧、不整脈、心不全、脳卒中など、さまざまな病気を誘発しやすくなります。

 いびきをかく人の中には睡眠中に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」の人も多く、この病気の場合前記の病気を併発する可能性がさらに高くなります。


▼危険ないびきの見分け方

① 突然かくようになったいびき
② 速くてせわしないいびき
③ 呼気・吸気で起こる往復いびき(普通のいびきは吸気時のみ)
④ 突如止まりその後爆発的な音で再開するいびき
④は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。耳鼻咽喉科などにご相談下さい。


▼いびき改善策

太っている人はダイエット:気道が狭められる最も大きな要因は肥満です。少しずつでもダイエットの努力を。

鼻孔拡張テープ:鼻孔を広げ酸素の吸入量を増やします。鼻の通りが悪くていびきをかく人には効果があるといわれています。

横向きで寝る:横向きに寝ることで、舌の落ち込みによる気道の圧迫をある程度は防止できます。

鼻呼吸の習慣をつける:口呼吸の方が気道が狭くなるためいびきをかきやすいと言われています。