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第30回 脂質異常症     2007.4

脂質異常症とは・・・


血液中に溶け込んでいる脂質が標準値よりも高い状態であることです。

LDLコレステロール値が140mg/dl以上の場合は
「高LDLコレステロール血症」

HDLコレステロール値が40mg/dl未満の場合は
「低HDLコレステロール血症」

トリグリセライド値が150mg/dl以上の場合は
「高トリグリセライド血症」

など異常値を示す脂質の種類によって分類されています。
 遺伝性、もしくは食事や運動量の不適切が原因とされ、動脈硬化性疾患をはじめとするさまざまな生活習慣病をもたらします。


脂質異常症の主なタイプ


中性脂肪値が特に高いタイプ
脂質異常症の中でもっとも出現頻度が高いタイプ。甘い物やアルコールの摂り過ぎなど生活習慣が原因になることが多い。

併発する恐れのある病気:脂肪肝・胆石症・動脈硬化


中性脂肪値と悪玉コレステロール値が高いタイプ
日本人の脂質異常症のうち約20%を占める。肉類やスナック菓子に含まれる脂肪やコレステロールを摂りすぎ、食物繊維を含む食品を摂らないと起こることがある。

併発する恐れのある病気:動脈硬化・心筋こうそく・狭心症


善玉コレステロールが少ないタイプ
糖質、脂質、アルコールを摂り過ぎると、中性脂肪や悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが少なくなります。運動不足や喫煙も同様。また、極端なダイエットでたんぱく質を極端に減らした場合も善玉コレステロールは減ってしまいます。

併発する恐れのある病気:
動脈硬化の危険度が増す


脂質異常症を予防する食事


積極的に摂りたいもの・・・

穀類(米や麦)、食物繊維(海藻類、大豆加工品、きのこ類)緑黄色野菜(にんじん、ピーマン、ブロッコリー、トマト)、この他に魚の脂はコレステロール値を下げ、中性脂肪を減少させます。

調理法もひと工夫し、ゆでる・蒸す・焼くといった方法で、なるべく油を使わないようにし、味付けも薄めにして塩分を摂り過ぎないようにしましょう。