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第6回 血液検査A      2005.4


●AST(GOT)、ALT(GPT)
生体内に含まれる酵素の一種で肝臓に多く含まれています。肝細胞が壊れると、血中に流れてくるもので、肝機能の指標となっており、肝細胞の障害の程度を知ることが出来ます。ALTは、多くは肝細胞に含まれていますが、心臓、骨格筋などにも含まれています。ASTは10〜40IU/L、ALTは5〜35IU/Lが基準値となっています。

●γ−GTP
AST、ALTと同様に肝機能の指標となる酵素の一種で、0〜40IU/Lが基準となっています。胆石などによる胆汁うっ滞の時には増加し、数百〜1000IU/Lにもなります。アルコール性肝障害の時も増加することが知られ、禁酒すれば正常化することから、アルコール性肝障害の指標となっています。
   
●血糖値:BS
血液中のブドウ糖の濃度のこと。血糖値は食事の前と後では数値に差があります。普通、単に血糖値という時には空腹時の血糖値のことを示すことが多く、正常値は60〜110mg/dlであり、食後の血糖は140mg/dl以下が正常と言われています。

●総コレステロール
血中に含まれるコレステロールの総量のこと。コレステロールは血管の強化、維持に大切な役割を果たしています。しかし、この数値が高くなると動脈硬化の危険性が高まります。基準値は、220mg/dL未満とされています。

●HDL
俗に「善玉コレステロール」と呼ばれています。タンパク質と脂質が結びついたものであり、体の隅々の血管壁にたまったコレステロールを抜き取って肝臓に運ぶ機能を果たすため、動脈硬化などを起こしにくくしています。基準値は40mg/dL以上とされています。

●LDL
俗に「悪玉コレステロール」と呼ばれています。タンパク質と脂質が結びついたもので、肝臓のコレステロールを体の隅々まで運ぶ機能を果たします。動脈硬化などをひき起こす作用が強いものがLDLです。基準値は140mg/dL未満とされています。

●中性脂肪
人間の体内に存在する脂質(脂肪)のこと。エネルギーを体内に貯蓄するための形態であり、私たちの皮下脂肪は、そのほとんどが中性脂肪です。現代のような豊かな生活環境の中では、過度な蓄積となり、肥満の要因にもなっています。基準値は、150mg/dL未満とされています。