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第76回 花粉症A   2011.2

花粉症とは?


スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどのアレルギー症状を起こす疾患です。現在、日本人の約25%が花粉症にかかっているといわれています。


花粉飛散が多くなる理由


スギやヒノキの花粉飛散量は、前年の夏の日射量が多く、気温が高いほど多くなることが知られています。一般的に天候の良い夏ほど植物の光合成 が盛んになり、雄花の生産量が多くなるという理由から、スギ・ヒノキ花粉の発生源となる雄花生産量は前年の夏の天候との相関が高いと言われています。


花粉飛散ピーク時の症状を軽くするために


メディカルケア
花粉症は、花粉が飛び始めると症状が出始め、飛散ピーク時には重い症状になってしまう方も少なくありません。症状を軽くするために、早めに医師・薬剤師に相談し、初期療法を開始して根気よく続けることが大切です。

初期療法とは
花粉が飛び始める2週間くらい前から、症状を抑える薬(抗アレルギー剤)の使用を始めることです。花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。症状が軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。

セルフケアのポイント
なるべく花粉が体に入ってこないようにする工夫や注意が大切です。

@天気予報などを参考にして花粉情報に注意する。
A花粉飛散の多い時は外出を控え、なるべく部屋の窓・戸は閉めておく。
B外出時には、マスク・メガネ・帽子を身につけ、コートはツルツルした素材を選ぶ。
C帰宅時は衣服や髪の毛についた花粉をよくはらって入室し、手洗い・うがい・洗顔をし、鼻をかむ。

※花粉症の治療では、病院で受けるメディカルケアと自分自身でできるセルフケアの両方が重要です。