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第79回 菖蒲湯cy     2011.5


今月は、『菖蒲湯』についてご紹介します。
菖蒲湯とは、5月5日の端午の節句の日に菖蒲の根や葉を入れて沸かすお風呂のことです。菖蒲湯は、邪気を払う、香りを楽しむ、身体を温めるなどの効果があります。菖蒲湯にゆっくり浸かって、無病息災を祈りながら日頃の疲れやストレスを解消しましょう♪

端午の節句の縁起物


5月に花を咲かせる菖蒲の長い葉には強い香りがあります。この香りの強さが不浄を払い、邪気を遠ざけてくれると言われています。菖蒲は「勝負」や「尚武」に通じることや、葉の形が剣に似ていることから子供が丈夫に育つことを願い、端午の節句に菖蒲湯に入ることが習慣になったと言われています。


鎮痛・血行促進・アロマテラピー効果


菖蒲湯に入ると、菖蒲の精油成分が皮膚を刺激して、血行を促進する働きがある他、鎮痛作用もあり、腰痛や神経痛なども和らげると言われています。香りも良いので、天然のアロマテラピー効果にもなります。


見た目がそっくり『花菖蒲』にご注意!


菖蒲と花菖蒲は、葉が長剣状でよく似ているので間違えやすいのですが、お風呂に入れる菖蒲はサトイモ科の植物で、花は咲きますが、ガマの穂のような地味な花です。花菖蒲はアヤメ科の植物で、紫色のきれいな花が咲きますが、湯船に入れても香りや効能を楽しむことはできません。


菖蒲湯に入ろう!


《菖蒲湯の作り方》

@花屋さんやスーパーで菖蒲を買ってきます。
Aガーゼや綿の袋に、細かくした葉を入れます。
BAの袋を洗面器などに入れ、熱湯を注いで10分程置き、精油を抽出します。(※やけどにご注意下さい)
C袋と抽出液を浴槽に注ぎ入れれば、菖蒲湯の出来上がりです。

菖蒲湯に入って、季節の香りや日本の文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。